シニア旅行記に掲載する原稿&写真&スケッチ等を募集しています! こだわりの旅行記、紀行文を発表してみませんか? 自分も行ってみたいな、調べてみたいなと思わせるパワーのある原稿をお待ちしています。思わぬ反響や、元気の出るコメントが寄せられるかもしれません。
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大阪城や姫路城といった観光名所ではなく、ほぼ藪(?)となった中世のお城を巡るちょっとマニアックな旅。青春18切符で電車を乗り継ぎ、ひたすら歩き、藪を掻き分け、イノシシに追いかけられというハプニングを体験しつつ、出会った土地の人とのふれあいのある楽しい旅行記です。なぜその城を見に行ったのかの薀蓄も満載なので、日本史の勉強にもなります。随時、コンテンツを追加中! 詳細は各写真下のタイトルをクリックしてください。
◆◇◆筆者のメッセージ◇◆◇
中世の城を訪ねることを趣味の一つとして来ました。近世のお城が石垣の上に天守閣が聳えているという一般の方がイメージする城だとすれば、天守閣もなく盛り土(土塁)と溝(空堀)で出来ている城ということになります。因みに、南北朝抗争期の城は、殆どが山の上に楯を並べただけの代物で、敵が来た時に一時的に立て籠もるものでした。それが戦国の混乱の時代になって、恒常的に拠点として使うようになって、城造りに技巧を凝らすようになったと考えられます。また農民が武士同士の騒乱から生命と財産を守るために造られた村の城というものも生れたのが、この時代でした。
土で出来た城ですので、ごく一部を除いて、今は大半の城の土塁は崩れ、空堀は埋まって、全体が藪と化しています。こんな一見見栄えのしない城でも、それを訪れることを趣味としている人は大勢おり、その人たちが開設したホームページで縄張り(城のレイアウト)や由来等を解説しています。
このコーナーでは城としての解説はさわりに留め、そこを訪れた時のエピソードやその城に関わった歴史上の人々に焦点を当てて、城を訪ねるロマンを感じて戴きたいと思っております。
大澤邦雄さん 67歳
1949年岩手県盛岡市生まれ。歴史学者への道か防衛大学進学かで最後まで迷ったが、後者を選択。航空機(4発プロペラ機)の整備に長年携わってから、定年後は税理士事務所に勤務。現在は、車載系組込みソフトを主力とするソフトウェア開発会社に勤務。
多趣味が趣味。早い話が熱し易く冷め易い。次々と趣味の矛先を変えるもので、大半はものにならずに終わりました。現在の趣味はいくつかありますが、いつ終わる(飽きる)か、神のみぞ知るところです。顧みるに、社交ダンスのようなパートナーを必要とする類のものは、気を遣い過ぎて向かないようです。そういうこともあって、城巡り、それも誰にも会うことのない山の上の城を訪ねることだけは、今も続いています。孤独が好きな俺さ、というところでしょうか。一日、一言も話さなくても、全く苦になりません。
スポーツは下手の横好きのスキー。級を取ろうと思ったことは一度もなく、ひたすら飛ばすだけ。頭を空っぽにして本能のままに斜面に反応する感覚に快感を覚えています。これも相手が要りません。下手なのに飛ばすもので、ちょっと引っ掛かると10mは跳ね飛ばされます。数年前にコブで大腿骨剥離骨折しましたが、自然治癒にて完治。骨が丈夫なお蔭で、筋肉が骨を剥がしただけで済んだとの診たてでした。下手をしていたら大腿骨の最も細い所で簡単にぽっきり行っていたそうです。年寄りこそ、運動しなければと痛感しました。数年前から被り始めたヘルメットのお蔭で、それ以来、ちょくちょく患っていた鞭打ち症にも罹らなくなりました。
大澤邦雄さんへのメッセージを募集しています。中世城郭探訪への感想、中世の城、歴史についての質問、応援メッセージ何でもかまいません。
佐藤泰久 (水曜日, 27 10月 2021 13:11)
盛岡一高S42卒の佐藤泰久です。ご無沙汰しております。実は「中世城郭」をやっておられ大澤さんに質問があります。それはFacebookでのやりとりの中で出てきたもので、
(1)お城のなかで、広いところは本丸、二ノ丸、三ノ丸 、というように「丸」がつくのは何故でしょうか?
(2)これは日本全国共通でしょうか?
盛岡城はそうなっています。突然のぶしつけな質問でもうしわけありませんが、Facebookの私周辺で盛り上がっているもので、教えてください。
メールアドレスは yasatou@bekkoame.ne.jp です。
ikeda_m (水曜日, 30 11月 2016 10:13)
戦国時代までの城には地元に根付いた豪族が多々あり、その興亡をめぐる歴史は
面白いものがあります。どのようにした戦国大名となり、関ケ原の戦いを経て江戸時代まで、さらに明治維新まで生き延びた氏族の栄枯盛衰が興味を掻き立てます。
今後も頑張って地方史との突合せもお願いします。池田